あなたには今、とにかく時間がない! 受験は私立でも3科目、国立だと6~7科目になることだってあるんです。世界史以外が完璧ならまだしも、他の科目だって勉強しなきゃいけない。
さらに、あなたが基礎に時間を割いている間にも他の受験生はどんどん世界史を得意にしていく・・・。ライバルたちとの差を縮めるには、とにかく素早く暗記をしなければならないのです。
世界史はとにかく範囲が広い!いろんな国でいろんなことが起こっているので、それらを網羅しないと幅広く出題される入試問題には歯が立ちません。
さらに紛らわしいカタカナの用語や、中国史特有の難しい漢字などはボンヤリ覚えていてもテストでは点に結びつきません。正確に覚えることが必要です。
世界史は試験によって問題が大きく異なります。説明力を問われる難関国公立大学の論述問題、重箱の隅をつくようなマニアックな問題だらけの難関私立大学、そしてすべての範囲から幅広く出題され、ややこしい選択肢の多いセンター試験・・・。
それらの対策に気が焦るのはよくわかりますが、基礎ができていない状態で応用問題や過去問に挑むのはハッキリ言って無謀です。基礎力あってこその応用力。すべての志望校に対して、基礎が重要であることはわかっていただけると思います。